女流棋界(1)

石橋幸緒女流四段の対局拒否から、女流棋界が揺れている。これは第6期マイナビ女子オープン準決勝の里見香奈女流四冠対石橋女流四段戦で起きたこと。
里見さんの不戦勝となったが、棋士が対局をしないのはよくよくのことだ。
(中略)さて、今回の問題。日本女子プロ将棋協会(LPSA)の認定した新会員を連盟側が棋士として認めないことから起きたものだ。
細かいいきさつは知らないが、LPSAはすでに別団体なのだから、どう会員を作るかは自由なこと。連盟の研修会を経なければ認めないとは、ナンセンスだと思う。
それに勝負の世界だから、実力があるかどうかはすぐにわかること。連盟側がおおらかな心を持ち、共存共栄で女流棋界がさかんになることを願っている。
(「週刊新潮」3月7日号、中原誠16世名人)