アンチコンピュータ戦略(15)

54図は▲人間-△Pona2Apr戦で、Ponaの右玉に対して、人間が適当に攻めたところ。
ソフトが示す最善手と形勢判断は以下の通り。
GPS△6三角 -380
激指△5四角 -426
Bonanza△2一飛 -338

角を合わせて、角筋を止めておけば、何ごとも起こらない。

Bonanzaの△2一飛は楽観的で、▲7四銀(55図)と打てば勝負形になる。
Bonanzaの読みを見ていると、はじめは△7四同玉でよしと判断していた。
しかし次第に▲7二角成で受けが難しいとわかってきたようだ。
制限時間ギリギリまで△7四同玉を読み、形勢判断が+1001(先手勝勢)にまで跳ね上がったあと、△6二玉(+232)を選んでいた。

Pona2Aprの指し手は△7一飛(56図)。
人間の素人目には、一目危険に見える。
ソフトの見解は以下の通り。
GPS▲7二銀+38
激指▲7四桂+222
Bonanza▲7四銀-541
どうもBonanzaは、いつでも楽観的だ。

人間の指し手は▲7四桂(57図)。
以下は△2一飛▲8二銀△7四玉▲7二角成(58図)と進む。

ここにいたって、楽観的なBonanzaも人間よしと認めていた。