成金

どの駒も成ることによって性能がアップしますが、一番働きが増すのが歩です。前に一つしか進めなかったものが金の働きになるのですから、歩が「と金」になるというのは大変な出世で、成金(急に金持ちになったという人という意味)という言葉は将棋から出ています。
(桐谷広人『歩の玉手箱』)

明治維新以来、新しく作られた日本語も矢鱈とあるが、真に傑作中の傑作として称賛す可きは『高襟(はいから)』と『成金(なりきん)』の二つ言葉だ。(1917年、野村胡堂)

成金の元祖と言われるのは、鈴久こと鈴木久五郎
その伝説の鈴久にとどめを刺した相場師の一人もまた、最後はどうなったのかよくわからないと。