付木

吹けば飛ぶやうな将棋の附木の歩
歩の数に入れて附木の身の軽さ
(誹風柳多留)

つけ-ぎ【付木】
(1)[略]
(2)杉や檜(ひのき)などの薄い木片の一端に硫黄を塗りつけたもの。火を移し点じる時に用いる。[後略]
(小学館『日本国語大辞典』第二版)

歩と香車座頭の方は付木でし 笑ひこそすれ笑ひこそすれ

座頭と目明きが将棋をさしている。見ると座頭の方は歩と香車の駒を付木で代用している。
(中略)付木を折って足らぬ駒の間に合せにしている座頭の方が目明より腕が上である。
(新潮日本古典集成『誹風柳多留』)