2008年11月18日

伊藤家の足跡

 11月17日(月)

 午後、駒込を出て不忍通りを走ったり歩いたりで、春日通りに。さらにしばらくゆくと、本所の本法寺、伊藤家の墓。久々に訪れてみれば、墓石はさらに朽ちている。カメラを持たずに行ったので写真は撮らなかったけれど、表面から大きく石がはがれていくようで、全体的にプラスチック樹脂のようなものでつなぎ合わせてあった。伝統、伝統と将棋界ではよく言うけれど、伝統的に将棋界はこうしたところに無頓着に過ぎる。

 11月18日(火)

 朝早く起きたので、今度は不忍通りを逆に走り、11世名人八代伊藤宗印の顕彰碑がある護国寺に。こちらは境内のよく目立つところに、門弟の小菅剣之助名誉名人が中心となって立派な石碑を建てている。末永く後世に残るだろう。

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コメント

はるかに長い伝統を持つ囲碁界を引き較べると、確かに将棋界でいわれる「伝統」はかなり恣意的だし、近視眼的ですね。各人の若い頃、子どもの頃の「思い出」が、そのまま「伝統」とみなされていくことばかりではないかと思います。その「伝統」観が、「将来」観にまで引きずられると、悲惨に陥るほかない。
 

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