春の岬
20日(月)は王将戦第7局の移動日。10時32分東京駅発の上越新幹線に乗る。佐藤棋聖の姿はなかったが、後で前日、現地入りしたことが知らされる。
ところで先日竜王邸にてNHK教育の「おかあさんといっしょ」だか「ピタゴラスイッチ」だかを見ていたときに、「国境の長いトンネル」は「こっきょう」ではなく「くにざかい」と読まれているのに少し驚く。竜王がぱわわぷ体操を踊れるのはもっと驚きましたけどね。今ネットで調べてみたところ、昔から「こっきょう」「くにざかい」両説あるようだ。長いトンネルの途中の地底駅やその先の新潟、さらにその先の佐渡は何年か前の冬に訪れたことがある。真冬の佐渡は寂として趣があったが、次はにぎやかな状況で行くことがあれば思っていた。どうやらその願いは実現したようだ。
新潟港から乗ったのはフェリーではなく、高速船のジェットフォイル。残念ながら外に出ることができないため、甲板でえびせんをついばみに来るかもめの写真を撮ることはできなかった。越佐海峡は欠航してもおかしくはないほどの時化で、船酔いする人が続出。羽生王将が実践していた通り、熟睡する以上に有効な対策はない。私は離島生まれのアドバンテージを生かしてなんとか無事だった。下の写真はホテルの目の前、春日崎で撮った夕暮時の空です。

三好達治の「春の岬」は、伊豆~下田~沼津あたりで作られたそうだ。また福井県の三国に達治が滞在したことがあるため、東尋坊にも句碑がある。棋王戦第3局は伊豆の国市、第4局は金沢でいずれも微妙に近いところ。特に第4局は取材で現地に赴くことができたので足を伸ばして撮影に行きたいと思っていたのだが、以前書いたとおり天気が悪かったのと、締切が早かったのとで断念した。思いもよらず佐渡の地で、イメージ通りの春の岬の風景が広がっていたので驚いた。素材は揃っていたのに、それらを1枚の写真にうまく収めることができなかったのは少し残念。下の写真、縮小したら油絵っぽくなった。

春の岬 旅のをはりのかもめどり
浮きつつ遠くなりにけるかも

コメント
朝の時間で名文を紹介となると
ピタゴラスイッチの前の
「にほんごであそぼ」ですね。
ちなみにわたくしも
ぱわわぷ体操は暗記済みです。
Posted by まえはる at 2006年3月25日 09:03
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